介護職のさまざまな働き方

介護職を目指す上で最初に考えなければいけないのが自分のやりたい業種についてです。
一口に介護職と言っても、介護施設で働くデイケアの仕事から要介護者の自宅に行って身の回りの世話をする訪問介護までさまざまな種類があります。さらに、仕事内容によって未経験でも可能なケースや資格が必要になるケースもあるなど条件も異なるため、まずは自分の目指すべき仕事の種類について明確にすることが大切です。

目指すべき仕事が明確になったら次は働き方について考えなくてはいけません。
働き方も正社員からアルバイトまでいろいろな選択肢があり、それぞれメリットが違います。安定して長く働くことを希望する人は正社員としての雇用が最適です。とはいえ、正社員は収入が安定している反面、時間や休みが自分の希望通りにならないことも多く、人材不足が問題となっている介護業界ではこういったケースは顕著に現れます。

そのため、もし子育てなどで時間に融通を利かせたいと考えている人はパートやアルバイトという選択がおすすめです。実際にアルバイトで数十年働くといったことは可能で、希望をすればアルバイトから社員になれたりと、自分なりの働き方ができるのは大きなメリットと言えます。

そして忘れてはいけないのが働く施設選びです。需要の増加によって介護の仕事は増加傾向にありますが、現場によって働く人間も違えば経営方針も異なります。人によって仕事は問題ないけれど人間関係が上手くいかなくて辞めるというケースも珍しくありません。
そのように、いざ就いてみて大変な目に合わないために、事前に見学をしておいたり、周囲の口コミを収集したりすることが大事です。